軽い気持ちで始めた教育実習が、人生を変えた話
教育実習に大学4回生の時に母校の中学校に二週間お世話になった。
実習前日に茶髪ロン毛を切り教育実習に臨んだ。
動機は
モテたいから教育実習に行った。
「若い先生だーキャー」と言われたかった。
それだけ。
でも、初日の授業見学で地獄を見た。
この2週間が、人生を変えるなんて思わなかった。
ボクは中学1年生の社会を担当することに。
「初日は授業見学で明日から授業やってもらうから」
と指導教官の先生から言われた。
そして授業を見学する。
うまい、うますぎる。流れる様な展開。質問。そしてユーモアすべてがすごい。
脇汗がだらだらプレッシャーしかない。
「明日から授業とか」
授業を見ていくにつれて体が床に沈んでいく。
1日目が終了。朝の軽い気持ちはどこへやら。
今は体が重い。
頭も痛い。
すぐ布団に潜り込んで仮眠。
朝まで寝てはいられない。
明日から4クラス授業があるのだ。
それに4クラス分の指導案を書かなければいけない。
今ならPCで打ち込めるが、その当時にはワープロが主流。
ボクはワープロさえ持ってなかったんでなんと手書き。
手書きで4つの指導案を書く。地獄。地獄。地獄。
深夜までかかりなんとか指導案を仕上げたのだが
授業が不安でたまらない。
寝てても頭の中は授業の展開ばかり考えていて寝れない。
考えてはこれはダメ、これもダメ、が頭の中でぐるぐる続き、
チュンチュンとスズメが鳴き朝が来てしまった。
同じ実習生仲間で「やばくない、オレもう今日から4クラス授業やで!ありえへん!」
と話しているのも束の間、チャイムが鳴り1時間目が始まった。
もうやるしかない。
こういう時の思い切りはいいんです。
勢いで授業を乗り切る。
終わってみると、ほっとした気持ちが大半だったが
「授業っておもろい!」
って思ってしまったんです。
その日から資料を調べたり子どもたちに面白い授業をしたろうと思い
授業準備が始まった。
やはり毎回の4枚の指導案の手書きはつらかったが授業を受けている子どもたちの顔が浮かび、にたーと笑う自分がいてすごく力が湧いてくるんです。
スキってすごいなとその時思いました。
毎日の授業に指導案、それに指導の先生からの話など毎日があわただしく過ぎていく中、
今までだらだら過ごしてきた大学での生活。
毎日なんとなく生きていた自分
それが教育実習で一変!
毎日自分をクラスで待っている子どもたちがいる。
授業で分かったとなったときの子どもの顔。
指導案や授業準備の大変さ
こんなに毎日が楽しく、その反面しんどいこともたくさんあるけど初めて
「生きている」って思ったんです。
毎日が興奮の毎日。
教育実習が終わり、大学生活に戻ったのだが あの興奮が忘れられない。
家にいて子どもたちが下校している時間になると窓のカーテンを開けて子どもたちを探している自分がいる。
話したい接したい自分がいる。
こんな気持ち初めてだ。
就職活動も始まる時期。自分は決めた。
実習で学んだ3つの気づき。
①全力でやること。
②生きていると実感した。
③子どもたちと一緒に学ぶ楽しさ。
軽い気持ちから教育実習に参加した自分だったが
人生の大きなターニングポイントを迎えたのだ。
つづく。





かめ先生初めまして!
私も小学校の教育実習に行ったときのこと思い出し懐かしい気持ちになりました☺️(結局先生にはなりませんでしたが)
授業中の子どもたちの反応観察面白いですよね!
かめ先生みたいな先生に我が子も持ってもらいたいなと思いました🤭