亀を見ていると、
「生き残る」ということは、
必ずしも、
頑張り続けることではないのだと思わされます。
今回紹介したいのは、
ヨツユビリクガメ。
名前の通り、
普通のリクガメより、
指が一本少ない亀です。
でも、
面白いのはそこではありません。
この亀、
かなり止まる生き物なんです。
暑すぎても、止まる
ヨツユビリクガメが生きているのは、
中央アジアの乾燥地帯。
かなり過酷です。
夏は、めちゃくちゃ暑い。
地面も乾く。
食べ物も減る。
では、どうするのか。
頑張って活動し続けるのではなく、
地面に潜ります。
そして、動かない。
「夏眠」と呼ばれる状態です。
寒すぎても、止まる
しかもこの亀、冬も止まります。
冬眠です。
つまり、
暑すぎても止まる
寒すぎても止まる
かなり極端です。
でも、それで何十年も生きる。
無理をしていない
ここ、かなり人間と対照的です。
ぼくらは、
疲れていても働く
苦しくても動く
限界でも頑張る
そして、
止まることに、
罪悪感を持ってしまう。
でもヨツユビリクガメは違う。
環境が悪い時は、ちゃんと止まる。
無理に戦わない。
これ、生存戦略なんですよね。
「頑張り続ける人」が壊れていく
教室を見ていても思います。
真面目な子ほど、
無理を続けます。
空気を読む
我慢する
頑張る
周りに合わせる
そして、
ある日、急に動けなくなる。
大人も同じですよね。
だから、
「止まる力」
って、かなり大事なのだと思います。
止まることは、負けではない
現代って、ずっと「動け」と言われます。
発信しろ
挑戦しろ
行動しろ
継続しろ
もちろん、それも大事です。
でも、
ずっとアクセルを踏み続けたら、
壊れます。
ヨツユビリクガメを見ていると、
「止まる」
というのも、
立派な能力なのだと感じます。
長生きする生き物は、急がない
亀って、基本的に急ぎません。
でも、長く生きる。
逆に、
短命な生き物ほど、
激しく動くことも多い。
これ、面白いですよね。
現代社会は、
スピードが速すぎます。
情報も、
仕事も、
SNSも。
でも、
生き物を見ていると、
「急ぐことが正解とは限らない」
と思わされます。
最後に
ヨツユビリクガメは、
環境が厳しい時、
無理に戦いません。
潜って、止まる。
そして、環境が戻るまで待つ。
かなり静かな生き方です。
でも、
だからこそ、
長く生き残ってきた。
ぼくらも、
ずっと頑張り続けるだけではなく、
時々ちゃんと止まったほうがいいのかもしれません。





