教師という仕事は「正解がない」でもドラマがある
意外な展開から決まった児童支援員の仕事。
◯市の小学校で支援学級の児童支援員をやることになった。
児童支援員の仕事は、障害のある支援学級在籍の児童を担当する。
まあ簡単に言うと支援学級の先生という感じ。
支援学級の児童二人を主に自分が担当することになった。
先生は7人いて支援学級を担当していた。みんなすごくやさしい方ばかりだった。
ボクがもつ1人の子はたける(仮称)の車椅子に乗っている児童。
めちゃ明るくてわがままな3年生だった。
下半身は全く動かず上半身だけが動く。
元気でボクが車椅子を押してクラスの友達と運動場で遊んでいた。
「たけるこっちやで!」とクラスの子に声もかけられて人気ものだった。
おいかけっこをよくしていてボクは車椅子を押すのに結構大変だった。
だって追いかけっこはたけるくんはできない。
車椅子なんだから。
でも楽しそうにしているたけるくんの笑顔は最高だった。
支援学級に在籍している児童は普通学級にも藉がある。
普通学級にずっといる子もいれば支援学級のクラスに大半はいる子もいる。
その子の特性に応じて様々らしい。
児童支援員になって学んだことだ。
たけるはほとんど支援学級にいる児童だった。
車椅子をおすための腕の力が弱いたけるくん。
腕の力をつけるために車椅子の車輪を回す訓練がある。
たけるはすぐあきらめてしまう。
どんだけ先生が言ってもやろうとしない。
たけるが生きていくためにはこの力が必要だがなかなかやろうとしなくて悩んでいた。
ある日の訓練のこと。
クラスの子たちが支援学級に遊びに来ていた。
たけるが訓練していて
「もういや」
と涙ぐみながらあきらめているとき、
「たけるがんばれ、もうちょっとやー!」
とクラスの子たちから応援が。
たけるの表情が変わった。
するとたけるは車輪に手をかけて回し始めた。
舌👅を出してゆっくり進み始めた。
たけるは集中すると舌を出す。
集中モード発動!
目標まであと少し。
応援も熱を帯びる。「もう少し!」
そして到着!
みごとやり切った。
たけるの周りにみんなが集まる。
たけるの満足そうな、俺やったった感の表情は今でも忘れない。
学校というのは、
子どもたちの力には無限の可能性があること。
仲間の力を思い知らされた瞬間だった。
番外編
でもね、支援員の仕事ってこんなハプニングもあったんです。
ここからは支援学校で起きたボクがらみの事件を紹介しますね。
①下ぐつなくなる事件。
当時ぼくのお気に入りのくつ、ブーツがあった。
RedWingの茶色のブーツ。
35000円〜50000円した記憶が。
大切に履いていた。そしてワックスもつけて磨いていた。野球部だと毎日使うお気に入りのグローブのようなもの。
そのお気に入りのブーツを履いて通勤していた。
ある日、仕事が終わり靴箱を開けるとない。
「ない、ない、ない」
ボクのくつがない!全ての靴箱を開けて探したがない。
ないないないないない。
途方に暮れて職員室の教頭先生に報告した。
一緒に探してくれたがなく、誰かが間違って履いてかえったか、盗られたかもということだった。
この日は上靴として使っていたシューズで帰ることした。
どよーん😨
結局見つからなかった。
しかし、支援学級の先生方が有志でお金を集めてボクに渡してくれた。
すごく申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
せつなさと優しさにふれた事件だった。
②うちの娘どうですか?事件
ある日の放課後。
先生たちと作業していてボクは洗い場担当で道具をごしごし1人で洗っていた。
その時にある先生がボクのそばに来て
「先生って彼女とかいるの?」と聞かれ、
「今はいないんですー」と答えるとあるメモを
渡された。
そこには見慣れない住所と電話番号が書いてあった。
「これ?」と不思議さいっぱいで聞き返す。
するとその先生
「私の娘、大学生なんだけど全然男っ気なくって、よかったら会ってくれない?」
と言って立ち去っていった。
「えーーーーー!」
こんなことあるー!?と思いながらめっちゃ可愛い子だったらやばいな、それにあの先生の娘さんってことはありえる。
「ごくり」と生唾を飲み込んだ。
後の経過はご想像にお任せします笑








続きが気になるのに続きなさそうでカナシミ( ߹꒳߹ )!!!!www