こんばんは。かめ先生です。
今日、とんでもないニュースを見た。
不動産会社が、サメ映画を作った。
タイトルは「空き家シャーク」。 内容は「空き家に現れた最凶サメvs伝説のカンフーマスター」。
意味がわからない。
でも、これが本当に面白くて、SNSで大バズりしてしまったんです。
「なんで不動産会社がサメ映画を……」
Xでは、こんな声があふれた。
「だからなんで不動産会社がサメ映画作ってしかもそれが面白いんだよ」
「軽い気持ちで見始めたら20分の大作だった」
「アツい展開もあり、つい最後まで観てしまった」
観るつもりなかった人が、最後まで観ている。 「面白い」と言いたくない人も、面白いと言ってしまっている。
これ、すごいことだと思う。
その不動産会社が伝えたかったこと
たぶん、本当は「空き家問題」を伝えたかっただけだと思う。
でも、真面目に「空き家問題とは……」と解説する記事を書いても、誰も読まない。
だから、サメを出した。 カンフーマスターを出した。 AIで映像を作った。
その結果、日本中の人が「空き家シャーク」を検索している。
これは、僕らへの問いだと思う。
正直に言う。
僕は教師として19年間、「正しいこと」を伝えることに必死だった。
正しい言葉。 正しい構成。 正しい説明。
でも、子どもたちに刺さったのは、たいていそういうものじゃなかった。
ふざけて言ったひとこと。 失敗して赤っ恥をかいた話。 「先生も実はよくわからん」と正直に言った瞬間。
そっちの方が、ずっと記憶に残っていた。
AIが「正解」を作れる時代に、僕らに残るもの
今、AIは「正しいコンテンツ」を0.5秒で作れる。
きれいな文章。 正確な情報。 整った構成。
全部、AIが上手い。
じゃあ、僕らに何が残るのか。
「なんでこいつこんなことやってんの?」という、意味のわからなさ。
不動産会社がサメ映画を作る、あの「意味わかんなくて草」という感覚。 ジャージ姿の教師が公園で鳩を眺める、あの情けなさ。 14日間引きこもったベテランが、Substackで発信する、このよくわからなさ。
それが、AIには絶対に作れないものだと思う。
「正しいこと」より「面白いこと」を。
空き家シャークの不動産会社は、たぶん最初から「バズらせよう」とは思っていなかったと思う。
ただ、ルールを無視して、やりたいことをやった。
その結果、20分間、日本中の人を釘付けにした。
僕も、そうでありたい。
きれいじゃなくていい。 正しくなくていい。 ジャージ姿のまま、意味わからないことを、泥臭くやり続ける。
それが、AIの時代に生き残る、唯一の方法だと思っているから。
かめ先生
(絶対、先生以外の新しい道をみつけますから。)
参考:Togetter「不動産会社が作ったサメ映画、面白いから観てくれ」(2026年4月26日) 空き家シャーク本編:



