教室を見ていると、
子どもが嘘をつく瞬間というのは、
わりとわかります。
宿題を忘れたとき
何かを壊したとき
友達に嫌なことをしたとき
そして、
その多くは、
「悪いことをしたいから」ではありません。
「叱られたくない」のです。
嘘は、「防御」でもある
ここ、かなり大事です。
大人は、
「なんで嘘つくの!」
と思いますよね。
でも子どもからすると、
嘘は、
自分を守るための行動だったりします。
怒られたくない
嫌われたくない
恥をかきたくない
がっかりされたくない
そういう気持ちが先に来る。
だから、
本当のことより先に、
「自分を守る言葉」が出る。
人は、恐怖が強いと正直になれない
これ、子どもだけではありません。
大人も同じです。
ミスを隠す
言い訳をする
ごまかす
責任をずらす
全部、
「責められる怖さ」
から来ていることがあります。
つまり、
嘘というのは、
悪意だけで生まれるわけではない。
「恐怖」から生まれることも多い。
強く叱るほど、本当のことが消える
教室で感じるのは、
強く叱れば叱るほど、
子どもは本音を隠すようになる、
ということです。
もちろん、
ダメなことはダメです。
人を傷つけることや、
やってはいけないことをした時は、
ぼくもかなり強く叱ります。
実際、
叱り飛ばすこともあります。
ただ、
怖がらせたいわけではありません。
「なぜ嘘をついたのか」
そこを見ないと、
また同じことが起きると思っているからです。
怖さだけが前に出ると、
子どもは、
「どうしたら正直に話せるか」
ではなく、
「どう逃げるか」
を考え始める。
本当のことを言える空気
だから大事なのは、
「叱らないこと」
ではないと思っています。
そうではなくて、
「正直に言っても大丈夫」
という空気です。
失敗しても終わりじゃない
正直に言えたことを受け止める
間違えても、やり直せる
そういう空気があると、
子どもは少しずつ、
本当のことを言えるようになる
嘘を責めるだけでは、変わらない
ここも難しいところです。
嘘をついた事実だけを見ると、
どうしても、
「ダメなこと」
に見えます。
もちろん、
ダメです。
でも、その奥にある、
怖さ
不安
失敗したくなさ
嫌われたくなさ
そこを見ないと、
また同じことが起きる。
人は、「安心」がある場所で正直になれる
ぼくは、
正直さというのは、
性格だけで決まるものではないと思っています。
安心できる場所かどうか。
それがかなり大きい
責められるだけの場所では、
人は、
本音を隠す。
でも、
受け止めてもらえる場所では、
少しずつ、
本当のことを話せるようになる。
最後に
人は、叱られると嘘をつく。
それは、
悪い人だからではなく、
怖いからなのかもしれません。
だからこそ、
本当のことを言える空気を、
大人が作らないといけない。
もちろん、
ただ優しく見守るだけでは、
教室は守れません。
叱るべき時は、
叱る。
止めるべき時は、
止める。
でもその上で、
「この子は、なぜ嘘をついたのだろう」
そこまで考え続けることが、
大人の役目なのだと思っています。
教室を見ていると、
そう思うことがあります。





子供のウソに嘘が重なり、本当の事がわからなくなったのを怒鳴り続けていたのを思い出しました😢
むちゃくちゃわかります。
僕も、怖れが強すぎて何を捨てても逃げたくなっちゃいます💦