亀の中には、ほとんど動かない種類がいます。
ワニガメとマタマタ。
どちらも、
追いかけない。
走らない。
逃げない。
ただ、待つ。
でもこの2つの亀、
よく見ると、
まったく違う生き方をしています。
ワニガメは、「誘惑して待つ」
ワニガメは、
川底でじっとしています。
岩のように。
流木のように。
そして口を開ける。
その中には、
ミミズのように動く舌があります。
魚からすると、
「あ、エサだ」と見える。
近づく、その瞬間。
バコン
終わりです。
ワニガメは、自分から取りに行きません。
でも、相手を寄せる。
つまり、
「存在を使って、引き寄せる」
マタマタは、「消えて待つ」
一方でマタマタ。
こちらは、もっと奇妙です。
体はゴツゴツ。
首はヒラヒラ。
完全に落ち葉。
水中でじっとしていると、もう背景です。
魚からすると、
そこに何かがいることすら気づかない。
そして、近づいた瞬間に、
バフッと吸い込む。
マタマタは、何も見せません。
何も主張しません。
ただ、環境に溶け込む。
つまり、
「存在を消して、気づかれない」
同じ「待つ」でも、真逆
ここが面白いです。
ワニガメもマタマタも、動かない。
でも、
ワニガメ → 見せて寄せる
マタマタ → 消えて待つ
同じ「待つ」でも、思想が真逆です。
現代は、「動きすぎる世界」
人間は、ずっと動いています。
発信
営業
反応
最適化
常に何かをしないと、置いていかれる気がする。
でも、自然界を見ると、まったく違う戦略がある。
動かないという戦略
ワニガメは、
エネルギーを使いません。
マタマタは、
存在を主張しません。
どちらも、無理をしていない。
でも、生き残っている。
むしろ、何百万年も続いている。
これは、かなり考えさせられます。
人間にも、2つの生き方がある
人間も同じです。
目立つことで、
人を引き寄せる人がいる。
発信して、
価値を見せて、
人を集める。
これはワニガメ型です。
一方で、
静かに、
環境に溶け込みながら、
必要な人にだけ届く人もいる。
これはマタマタ型です。
どちらが正しいかではない
ここ、大事です。
どちらが優れているかではない。
環境によって、
戦い方が違うだけです。
水の濁った川では、
ワニガメが強い。
落ち葉だらけの水域では、
マタマタが強い。
つまり、
「どこで生きるか」で、
戦略が決まる。
無理に動かなくてもいい
ぼくらは、
つい「動くこと」を正義にしがちです。
頑張る
走る
追いかける
でも、自然界には、
待つことで勝つ生き物がいる。
それも、一つの答えです。
自分は、どちらのタイプなのか
少しだけ、考えてみると面白いです。
自分は、
見せていくタイプなのか。
消えていくタイプなのか。
どちらの環境が、しっくりくるのか。
ワニガメも、
マタマタも、
無理をしていません。
自分の形のまま、
自分の場所で、
静かに生きている。
それでいいのかもしれません。




自分のできることをやっていくのみです💪